山 田 弘 幸

言語聴覚療法学科

学生インタビュー!!

◇◇◇ Q1.姫路獨協大学のいいところを教えてください。

A1.

 大学全体としてみた場合は、キャンパスが郊外の丘の上にあること。多くの大学が都心部に回帰しているトレンドからは外れますが、もう少し時間がたてば、逆にこのことの価値が高まるかもしれません。 

  学科としてみた場合は、学年定員20名という少人数制であること。多くの言語聴覚士養成課程では40名以上であり、中には1学年あたり100名近い学生が在籍するような大規模養成課程もある中で、大きな優れた特徴だと思います。

 

◇◇◇ Q2.言語聴覚士になってよかったことを教えてください。

A2.

 利用者の方々やそのご家族、関連スタッフの皆さんと交流の中で、多くのことを学ばせていただいたことは言うまでもないことです。その他に、私が臨床の仕事に就いたときは、まだ言語聴覚士の資格制度がなかったため、言語聴覚療法による支援を受けられない方々は非常に多くおられました。そこで、国家資格制度を確立し、その質を高めていくことに微力ながら自分なりの努力を続けてきました。以来、何十年かがたって、私が仕事に就いた頃に比べて、現在の言語聴覚療法を巡る状況は随分と改善してきたと言えるでしょう。より良い言語聴覚療法をより広範囲に提供することに関わってこれて良かったと思います。ただし、現状に甘んじるのではなく、もっと先を目指さななければなりません。

 

◇◇◇ 学生からみた先生の印象

・講義資料をたくさん活用して丁寧に教えてくれる

・学生が率先して考える時間を多く与えてくれる

 

◆担当科目

 聴覚障害学Ⅱ

 聴覚障害学演習Ⅱ

 聴覚障害学Ⅳ

 聴覚障害学演習Ⅲ

 

◆所属学会

 日本言語聴覚学会

 日本音声言語医学会

 日本摂食嚥下リハビリテーション学会

 日本高次脳機能障害学会

 日本公衆衛生学会

 日本LD学会

 日本心理学会

 日本音響学会

 

★メッセージ

 まだ言語聴覚士の国家資格制度がなかった時代から、言語聴覚療法分野の臨床業務や専門職の養成に関わり続けてきました。また、私自身、言語聴覚士の支援対象となる疾患の患者経験もあります。そうした経験を活かしながら、言語聴覚士を目指す皆さんの自己実現をサポートさせてもらいたいと考えています。

 皆さん、あなたが最初に抱いていた熱い想いを忘れることなく、言語聴覚士として活躍するという夢へ向けて地道な努力を続けていきましょう。

 

 

◆研究業績