視野生涯! 1ランク上を目指す

 これまでに言語聴覚学もかなりの発展を遂げてきました。しかし、他の学問分野もそうですが、まだよく分からないことや意見の違いが多く残っています。 

 真実が何か分からない時には、真っ先になすべきことは誰かに教えてもらうことです。私は分からない時は、分かっている人に誰にでも教えてもらいます。3年先輩に、3年後輩に、先生に、新人のかたに、その人が良く知っているのであれば誰にでも真実について尋ね、指導を仰ぐ様にしています。もちろんみな親切に教えてくれます。教えてもらえて分かったら「ああ良かった」と思います。それでもし患者さんの役に立てた時はもっと大きな喜びを感じます。もちろん私も自分に分かることは誰にでもお教えするようにしています。

 このように真実がよく分かっている人になら、誰にでも後輩にでも、教え指導仰ぎ真実の前には平等で謙虚であることはとても重要なことだと思っています。

 ただ「教えてもらおう」と思っても誰にも分からないこともあり、書物にも記されていないこともあります。その時は自分で真実を探求するしかありません。ただし自分で見つけていったことは本当にそれが正しいのか?やはり常に謙虚に検証していく必要があります。私の身近では皆そうしています。他の人がその様にして探求していった真実には、やはり平等に謙虚に受け入れるようにしています。そこには先輩とか後輩などという思いは全くありません。

 言語聴覚学に限らず、学校教育も含めてほとんどの領域で、真実の前には、または患者さんの前では上とか下、先輩とか後輩などよりも、平等で謙虚であるほうが重要だと思います。また私は、幸いにして上や下とか先輩後輩などにこだわる人には、これまで一度も出会ったことはありません

 取るに足らないささいなことにこだわるより、旺盛かつ謙虚平等であることの方がはるかに重要ですね。そのことが仕事直結し、患者の皆さんや社会に直ちに貢献することです。

   言語聴覚学は他分野と同様、教わったり、自身で考え探求かつ検証していくことも多く、またそれらが患者さんの役に立てばとても良かったと感じ、さらに真実の前の平等謙虚さを実感できる分野でもあります。

    別のページで述べた大学教育も、おそらくどこでなされているどの教育でも、この真実の前での平等と謙虚さを悟り、また患者さんはもちろん社会に貢献することのみを目的に存在するものであり、上や下とか先輩後輩などを決めるためのものではないと思います。

 このように、「先輩」や「後輩」などにこだわることは重要でも何でもありません。障害に困っておられる患者さんに対し、その患者さんの障害の本質は何か?どのような検査や訓練が必要か?それらをやはり真実の前に謙虚に考えて見つけていき、それが正しかったのかどうかを検証していく必要があり、それこそが本当に必要なことで、それこそが多くの患者さんの心に寄り添う真の言語聴覚士、真のプロフェッショナル、真のスペシャリストの姿ではないでしょうか?

 これらを学び取ることは、生涯の心の財産を得ることになります。

視野は「生涯」で、1ランク言語聴覚士になるのです!

 私は以上のように、どの様な場で学んだかに関わらず、真実の前に謙虚になり真摯に自分高めていくことこそが重要と考えます。

 あなたもそう思いませんか。

 是非とも、今からともに学ぼう!

 真実を見抜く力を身につけよう!

 「生涯」を見据えよう!

 1ランク目指そう! 

 旺盛かつ謙虚であれ! 諸君!